2018/07/24 2020年にZEH標準化! これからの住まいに必要なものは何かがわかる<ZEH、長期優良住宅、高性能住宅コーナー> 【住まい夢フェア2018 展示相談会レポート】
今回は〝これからの住まいに必要なものは何か〟を考えるきっかけとなるようなブースをご紹介します。こちらはウチヤマコーポレーションさんの、「ZEH(ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」「長期優良住宅」に焦点を当てたブース。一般的にはまだあまり浸透していないと思いますが、「2020年までには注文住宅においてZEHを標準化したい」という趣旨のことが国の方針として発表されています。ここまで読んで「でもZEHって、なに?」とお思いの方も多いでしょうう。ZEHの家とは簡単に言うと、「高断熱高気密化によって住まいの省エネ性を高め、さらにエネルギーを創り出す設備によって、消費するエネルギーと自ら創り出すエネルギーの年間収支がゼロとなることを目指した家」のことです。こちらのブースでは大量の資料やパネル、建材の現物の展示などによって、ZEH・長期優良住宅のしくみがわかるようになっていましたよ!
家をどの基準の仕様にするかによって必要な断熱材も違ってきますが、ここでは実際に断熱材の厚みを比較できる展示もありました。断熱材などは家が建ってしまったら目に見えない部分ですから、こういったイベントのときに比較できるのはとても参考になりますね。
こちらは高断熱・高気密に加え、これまで日本の住宅が実現しえなかった「透湿性能」を備えた高性能な住宅ブランド「バームハウス」のブースです。2018年に全国に先駆けてこの岡山にモデルハウスが誕生し、全国に展開していく予定です。バームハウスの性能は上記の他にもいろいろとあるのですが、一般のお客様からして一番わかりやすいところと言えば「エアコンなしで、どの部屋も一年中快適な室温を保てる」というところでしょう。もちろんこの快適な状態を創り出すためにバームハウスならではの仕組みがいくつもあるわけなんですが、ブースではハイスペックな断熱材や窓の現物が展示されていましたよ。
− つづく −